青の教会 (聖エリザベス教会)

スカイブルーのかわいい教会

 ブラチスラバ中心地にある聖エリザベス教会は、その鮮やかなスカイブルーの見た目から、青の教会、ブルーチャーチ(blue church)の愛称で親しまれています。

 青の教会の名の通り、きれいなライトブルーの城壁と、丸みを帯びたシルエットは、写真を撮らずにはいられない美しさ。

 城壁にはハートのモチーフもほどこされ、まるでおもちゃのような教会です。

 旧市街の中心部分から少しはずれて、住宅街の中にぽつんと佇んでおり、逆にこの教会のメルヘンなミステリアスさが際立っています。

 教会は外観だけでなく、内部も青で統一されており、まさに絵本の世界に迷い込んだかのような気持ちにさせてくれます。

青の教会(聖エリザベス教会)の歴史

 青の教会(ブルーチャーチ)の愛称で親しまれていますが、正式名称は聖エリザベス教会といいます。

 1909年から1913年にかけて建てられた、カトリックの教会です。

 もともとは隣接する高校のチャペルとして使われていましたが、現在は一般にも公開されています。隣にある高校も、オレンジのパステルカラーで、そちらもかわいらしいです。

青の教会(聖エリザベス教会)の開館時間

 ブラチスラバを訪れる際には必見の青の教会(聖エリザベス教会)ですが、開館時間に注意です。

 外観だけであれば24時間いつでも見学することができますが、教会内部を見学できる時間は非常に限られています。

 その時間はなんと朝の7:00~7:30、夕方は17:30~19:00の間のみ!

 せっかく訪れるなら内部も見学したいかと思いますが、開館時間は非常に限られているので、時間に気をつけて訪れてみてください。

 ちなみに、日曜日に限っては午前中も正午まで開館していますが、ミサが行われています。

 また、日曜日以外の開館時間でも何かが執り行われていたり、地元の方がお祈りされている姿もよく見られます。

 当たり前ですが、教会を教会として使われている方に敬意を払って、静かに見学するようにしましょう。

ヨーロッパでも珍しい青の教会

 ヨーロッパの観光スポットは教会が多く、見飽きてしまった方でも、この青の教会(ブルーチャーチ)は、見る価値があるはずです。

 中心からは若干ずれますが、旧国立劇場から徒歩10分ですので、世界にここにしかない、砂糖菓子のような教会に足を運んでみてください。

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